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2004.08.04

偽チケットがいっぱい?(後編)

日ごとに泥沼化している偽チケット問題の続きです(^^;

8月1日 Yahoo!china ニュース
盛り上がるアジアカップに突然偽チケットの醜聞、誰が偽チケットを作ったのか?
中国が四強入りした後、北京では ”本物、偽物チケット”争いが激化している。北京地区でのチケットを販売する中体公司とアジアカップのチケットの印刷をした戴斯公司がそれぞれが自分たちの言い分を主張しており、”本物、偽物チケット”の深い霧はますます複雑化している。

中体公司の王奇氏は記者に対し、「各会場の偽チケットは1万枚を上回り、カタール戦では約2000人が偽チケットで入場した。今回のアジアカップのチケットのデザインの欠陥は大きい。北京地区の9つの試合はすべて濃い黄色の印刷を採用しており、これを悪用して違う試合のチケットを持って入場する人もいる。」と話している。

これに対し、中国・イラン戦の当日に行われたアジアカップ組織委員会の記者会見の席で、戴斯公司は組織委員会を通じて「偽チケットが大規模に出回っていることはない。組織委員会は、済南の試合で20枚程度、北京の試合で数枚の偽チケットが見つかったという報告を公安から受けているだけだ。また、もし大量の偽チケットが出回っているのからあちこちで紛糾が起こっているはずだが、そんな状況はない。」と発表した。組織委員会もこの内容に同意しているとのことである。

この発表に対し王奇氏は深い怒りを表して次のように語った。「7月30日のイラク戦の前に公安は50人余りのダフ屋を捕まえた。彼らが1人10枚ずつ偽チケットを持っていたとして少なくとも500枚の偽チケットがあったはずだ。彼らが持っていた偽チケットの原版は戴斯公司のものと同じであり、だからほとんど本物のチケットと同じだ。私自身もカタール戦の前に300人余りのファンのグループが持っていたチケットが偽物だったために入場できず、結局、窓口で新しいチケットを購入せざるをえなかったのを見た。このように我が社の利益が大きく損なわれたことについて、法的手段に訴えることも考えている。」

戴斯公司の寧湘偉氏は電話インタビューに次のように答えた。「戴斯公司は絶対に偽のチケットを印刷していない。チケット印刷のすべての行程において組織委員会と公安機関からの監督者が立ち会っている。戴斯公司は公安へ人を派遣して偽チケットの識別する業務を行っている。チケットの色の問題については組織委員会の意向で、4つの試合地区ではそれぞれ異なった色を採用している。アジアカップにおいていくらかの偽チケットが出現するのは当然であるが、”非常に多い”偽チケットが出現していることを証明する証拠はない。またファンが自分の買ったチケットの真偽を見分けることについて宣伝が足りないと思う。」

ついには印刷会社自ら偽チケットを製造しているのでは、という疑惑まで出てきています。この段階に至っては、多額のお金をかけて販売権を獲得した中体公司はかなり怒っており、法的手段も辞さないと言っています。しかし、販売側の中体公司の「数万枚の偽チケットがある」という指摘に対し、組織委員会は「そんな事実はない」と突っぱねています。一体ほんとのことろはどうなっているのでしょうか。

以前、中国人の友人をコンサートに誘った際に「事前にチケットを買うのは習慣じゃないから。当日、会場で買うから。」と言われました。これは会場でダフ屋から買った方が安いからということなのでしょう。今回も同じように事前に正規の販売店で購入せず、当日会場でダフ屋から買う人が多かったのではないかと思います。そういう客を見越して偽チケットが大量に出回っているということでしょう。

9日の決勝戦には中国が出場することになり、スタジアムで観戦したいと思う中国人も多くいることでしょう。となると偽チケットの販売はますます盛んになるはずです。ブーイング問題と共にこちらの問題にも早急な対応が求められそうです。

今回のチケット問題も北京五輪に向けて新たな課題となりそうですね。

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